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下久世構
所在地:京都府京都市南区久世殿城町
標高:15m
比高:0m
城域:190m×300m
しもくぜかまえ
城史
桂川西岸の平地に立地する。江戸時代に作成された『山下文書』に下久世の集落が描かれており集落の周囲を堀と竹藪によって囲繞されており、集落にはさらに竹藪によって囲繞された一角があり、竹藪は土塁を示していると考慮される。下久世の集落の周囲に水路が部分的に残り、西端に南北方向の土塁が残存する。昭和六十二年(1987)の発掘調査から幅11.5m、深さ1.1mの鎌倉期に比定される東西方向の堀が確認されてた。また、平成十八年(2006)の発掘調査では東端の南北方向の堀が確認されている。
参考文献
京都府教育委員会 『京都府中世城館跡調査報告書3』 2014
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